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中島みゆき「帰省」

「帰省」
作詞・作曲:中島みゆき、編曲:瀬尾一三

歌詞はこちら

基本情報
・中島みゆき28枚目のアルバム「短篇集」(2000年11月15日発売)に収録された曲。
・由紀さおり・安田祥子姉妹に提供した楽曲のセルフカヴァー曲。


ホントに久々の音楽記事です。
この時期に合った曲があったので、紹介します。


「遠い国の客には笑われるけれど
押し合わなけりゃ街は 電車にも乗れない
まるで人のすべてが敵というように
肩を張り肘を張り 押しのけ合ってゆく」

特に大都会に出て行った皆さんは、この感じ、よくわかるのではないでしょうか。
某の偏見かもしれませんが、都会の電車というのはなんだか殺伐とした、戦場のようなところというイメージがあります。
あれ、降りたい駅でちゃんと降りられるんですか?
某の利用する私鉄の市内電車は、1両編成しかなくまたワンマン車両で小さいので、混んでるときには出口付近に行くのが一苦労。
それで停車に時間がかかってまた遅れる…なんて悪循環に陥ったりもしてますが。

また、海外から日本に来た方が興味を持つものの一つが、「満員電車」だそうです。
ラッシュアワーの東京・新宿駅なんかは、もはや殺人的なものがあります。
大阪でそれに手を焼いた鉄道会社のアイディアから自動改札が生まれた、なんて話は「プロジェクトX」でやってました。
海外ではあまり見られないから、「遠い国の客には笑われる」のでしょうか。


「けれど年に2回 8月と1月
人ははにかんで道を譲る 故郷(ふるさと)からの帰り
束の間 人を信じたら
もう半年がんばれる」

都会暮らしですさんだ人々の心が、年に2度だけふっと、人間的な優しさを取り戻す時があります。
それが、お盆と正月の帰省の時期。
故郷へと向かう列車の中で、普段なら無視を決め込むお年寄りに席を譲るような光景が目に浮かびます。
そんな優しさを、故郷は思い出させるのかもしれませんね。


そして、2番の歌詞の中にそっと差し込まれている一節があります。

「人は多くなるほど 物に見えてくる」

某の持つ、都会のあまり優しくないようなイメージというのは、ここからきているのかもしれません。
日本の、特に大都会は、経済的には豊かでモノがあふれ、人の集まる土地になっています。
しかし、本当に大勢の人の集団を見ると、それを構成している一人一人のことなんて誰も気に留めなくなります。そんなことができる人数ではないからです。
そして、物に見える人に優しさや注意を払う人なんてあまりいません。
結果、周りに人は大勢いるのに、なぜか自分一人しか人がいないような、妙な感じに陥るのです。


某には、この言葉がとても深く心に突き刺さりました。
何よりこの歌がすごいのは、こういうメッセージをとても平易な言葉でさらっと表現しているところだと思います。
簡単な言葉で様々な本質をついている、そんな深い歌だと思います。
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中島みゆき「後悔」

「後悔」
作詞・作曲:中島みゆき、編曲:瀬尾一三

歌詞はこちら


基本情報
・中島みゆき28枚目のアルバム「短篇集」(2000年11月15日発売)に収録された曲。


この曲、ぜひ一度本物を聞いてみてください。
その迫力に、圧倒されることでしょう。

某が初めて買ったCD、それがこのアルバム「短篇集」でした。
まだ小学校に入って間もない頃のことです。
当時放送されていたNHKの伝説の番組、「プロジェクトX」を見ていた某は、そのテーマ曲に心奪われ、そのまま親にねだって買ってもらいました。
当然、お目当ての曲は「地上の星」と「ヘッドライト・テールライト」だったわけなんですが、ほかの曲も聴いてみて、その魅力に気づいたのです。
その歌い方。
そのメロディ。
その歌詞。
まあ、まだ幼かった某は、今とは違う受け止め方をしていたのでしょうが。

その曲の中でも特に印象に残ったのがこの曲です。
内容は所謂「失恋歌」でしょうか。

昔の失恋歌には、男への恨みが綴られたものが多かったという印象がありました。
例えば、「うらみ・ます」という曲があります。
「うらみますうらみます あんたのこと死ぬまで」
という一節に象徴されるように、基本的には自分を捨てた男への恨みを唄った曲でした。

しかし、この曲はそんな雰囲気ではない。
間違いなく失恋して悲しんでいるのですが、決して男に恨みを持っているわけじゃない。
男に何かされたわけじゃない。
海外へ旅立ってしまう彼に、恋心を伝えられなかった自分の悲しさを歌いあげています。

「泣くほどの子供じゃなかった ひきとめるほどの自信もなかった」
と云う一節。
自分の哀しさにも、何かしら距離を置いています。

「なにごともないかのように淹れるコーヒーが こぼれている
 窓のサフランに これで良かったと何回言いきかせているの」
この心理描写と情景描写を混在させる表現力。
何事もないように装ってもやはり後悔の念がぬぐえない、もやもやした気持ち。
悲嘆にくれる彼女の姿が思い浮かんできます。

そして圧巻は、後半の盛り上がり。
ぜひ、最初の部分と最後の部分を続けて聴いてみてください。
その感情の差は、同じ曲かと疑いたくなるほどです。
初めは淡々と、そして徐々に盛り上がって行く。
転調をし、最後は「絶叫」のような、迫力のある強い、そして悲しい歌声。
伴奏のストリングスアレンジも見事にその感情を表現しています。


最近、らしくないんですが「恋」について、考えることがあります。
無論、ハッピーエンドな恋もあるでしょう。
しかし、こう云うウエットな恋のほうが多いんじゃないかと。
二人の気持ちが互いに合って、初めて恋が成就すると思うんですよ。
そう云う意味では、成就する恋って案外少ないと思いませんか?

こんな別れ方、実際にあると思います。
その心を見事に表現したこの曲。
彼女の表現力、歌唱力、またアレンジャーの瀬尾一三さんの力を感じさせる、そんな一曲だと思います。

松山千春「恋」

「恋」
作詞・作曲:松山千春、編曲:清須邦義

歌詞はこちら

基本情報
・松山千春8枚目のシングルで、1980年1月21日発売。
・オリコン最高位6位

某は中島みゆきが大好きですが、それ以外の人の曲を聴かないと云うわけではありません。
と云うわけで、別のアーティストの曲を取り上げてみました。
松山千春さんは北海道足寄町の生まれ。
足寄高校ではバスケットボール部でフリースローを75回連続成功させるなど、結構すごい人でした。
その時の先輩に、元衆議院議員の鈴木宗男さんがいます。

この曲は、うちの父も大好きな曲で、昔から聴いていたんですが、今改めて歌詞を眺め、聴き直すと、いろいろと思うところがあります。

残念ながら、某はこの曲のような感覚にとらわれるような恋と云うのをしたこともないしされたこともありません。
ただ、少しはこの感覚もわかるかなと。
例えば、「愛することに疲れたみたい 嫌いになったわけじゃない」という気持ち、一度は感じたことがありませんか?
嫌いなわけじゃない、好きなんだけど、なんだかなあ…という感覚。

悲しい恋愛、そう云うものに、某も将来向き合うことになるのでしょうか。
某はまだ高校3年生。
はっきり云って若造です。
だから、何にしても経験が足りない。
恋愛経験値は0です。
だから、大学に入ってから、或いはその後か…いつになるやらわかりませんが、多分、恋をした時、経験不足が影響するでしょう。
でも、そう云う経験が人を大きくし、また次につながって行くのでしょう。
その時、この曲を思い出してみたい。
きっと、今とはまた違う新たな味わいが出てくるのではないかと思います。

この曲を初めて聞いた時の印象と、今の印象のあいだにもかなりの相違があります。
また印象が変わった時、それは、某の心が成長したと云うことになるのでしょう。
時間はかかるかもしれないけど、より成長して、恋をして、さらには「恋」から「愛」へと変わっていけばいいなあ、と思います。

中島みゆき「もう桟橋に灯りは点らない」

「もう桟橋に灯りは点らない」
作詞・作曲:中島みゆき、編曲:瀬尾一三

歌詞はこちら


基本情報
・中島みゆき22枚目のオリジナルアルバム「LOVE OR NOTHING」(1994年10月21日発売)の2曲目に収録された曲。


この曲の歌詞を読むだけで、情景が浮かんできませんか?
無邪気だった二人が、季節の移ろいに合わせて少しずつ成長し、やがて別れ行くと云う情景が。
まるで短編小説を読んだような感覚にとらわれます。

この曲のキーワードともいえる「桟橋」。
もう誰も覚えていないその桟橋は、なくなってしまう。
此処に二人の「別れ」が示されています。

この後、二人はどのようになったのでしょうか。
そのあたりの想像は個人の自由です。
某としては、しばらく後に偶然再会して…と云うような話になればいいなと思いますが。
多分、再会した二人は全く別人になっているのでしょう。
そんな二人の話、ぜひ聞いてみたいものです。

中島みゆき「空と君のあいだに」

「空と君のあいだに」
作詞・作曲:中島みゆき、編曲:瀬尾一三

歌詞はこちら


基本情報
・中島みゆき31番目のシングル「空と君のあいだに/ファイト!」として1994年5月14日発売。
・日本テレビ系ドラマ「家なき子」の主題歌として大ヒットし、中島みゆき史上最高の売り上げを記録。
・同年発売の22番目のオリジナルアルバム「LOVE OR NOTHING」にはストリングスを取り入れ、シングルより落ち着いた感じのヴァージョンが収録されている。
・後に槇原敬之らがカバーしている。


この曲は、日本テレビからドラマの主題歌として依頼され作った曲ですが、そのオファーを受けたときみゆきさんには「犬を連れた家のない少女が主人公」と云う情報しか伝わっていなかったそうです。
唯一の手掛かりである犬の写真を見て、彼女はイメージを膨らませ、この曲を作りました。
つまり、この曲の「僕」とは犬(「家なき子」においては「リュウ」という名前でした)のことなのです。
よってプロモーションビデオも犬の目線で作られています。
彼女はこんなことを云っています。
「犬の気持ちで見れば、犬が見えているのは『空』と『君』しかないんです」

ドラマ「家なき子」は、「同情するなら金をくれ!」と云う名台詞などでも有名で、当時視聴率は平均24.7%、最高37.2%と云う大ヒットとなりました。

某はこの曲の、特にアルバムヴァージョンが大好きです。
中でもこの部分。
「僕は悪にでもなる」

悪になってでも守りたい笑顔。
そんな笑顔を、某も知っています。
また、この部分に、とても強い「愛」を感じます。
その「愛」とは、某テレビ局がキャッチコピーで使っている「地球を救う」ようなものではありません。
目の前にいる人を守りたい、笑顔にさせたいと云う、単純で深い愛。
こんな愛情をもった人間になりたいものです。

この曲を、みゆきさんは非常に力強い声で歌いあげています。
犬の目線で書かれた曲ですから、地上から歌っている曲なのに、空の果てまで届くようなこの感覚。
本当に素晴らしいなあと思いました。

皆さんも、この曲に示されたような「愛」を感じたことはありませんか?
おそらく、この「愛」は存外、皆さんの周りにもあふれています。
そんなことを感じると云うのも、心の感性を磨くものだと思います。

皆さんも「愛」を探してみませんか?
きっと、心が温かくなりますよ。
プロフィール

某

Author:某
大学生。色白&病弱&メガネ&人見知り。萌え要素は揃ってるが、男なので可愛くはない。

中島みゆきとF1をこよなく愛する、些かずれた奴。つきあってればどこか変だとわかる。

基本いい人。気軽に友達になってください。人見知り克服のためにも。

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